MORI KOUGEI オープンファクトリー2026|KITE MITE MII TOKUSHIMA

ツキ板化粧合板の製造工程

徳島のものづくりの現場を開放するイベント「KITE MITE MII TOKUSHIMA 2026(来て見てみい、とくしま。)」が、2026年11月10日(火)から14日(土)まで開催されます。

今年で4回目を迎える「KITE MITE MII TOKUSHIMA」は、徳島の工場を訪れ、ものが生まれる場所や技術、そこで働く人たちに出会うオープンファクトリーイベントです。

MORI KOUGEIも期間中、「解説と実演」と「光線張りのトレイを作るワークショップ」を開催します。

普段は製品の向こう側にある素材や道具、職人の手仕事。完成品を見るだけでは分からない、ものづくりの背景を体感していただける機会です。

木を、紙のように薄くスライスした「ツキ板」

MORI KOUGEIは、木を紙のように薄くスライスした「ツキ板」を貼ることを専門とする会社です。

1953年の創業以来、家具や建具、内装、建築などに使われるツキ板化粧合板を製作してきました。現在では、長年培ってきた加工技術を生かし、木象嵌や光線張り、藍染などを取り入れたMORI KOUGEIの製品づくりにも取り組んでいます。

ツキ板は薄い素材ですが、そこには一枚の木が育ててきた時間や、樹種ごとに異なる色、木目、光沢が残されています。

同じ樹種であっても、二つとして同じ表情はありません。光の方向や見る角度によって印象が変化することも、天然木ならではの魅力です。

紙のように薄くスライスされた天然木ツキ板

「解説と実演」で、化粧合板ができるまでを見る

「解説と実演」では、ツキ板という素材の特徴をはじめ、森工芸で使用している加工機械や、ツキ板化粧合板の製造工程をご紹介します。

木を選び、木目を確認し、必要な寸法に合わせてツキ板を組み、接着剤を塗布して基材に貼る。ひと口に「ツキ板を貼る」といっても、素材の状態や木目を見極めながら進める、いくつもの工程があります。

当日は実際の加工を交えながら、普段どのように化粧合板が作られているのか、職人がどこを見て判断しているのかを解説します。

建築やインテリア、家具、プロダクトデザインに携わる方はもちろん、天然木やものづくりに興味のある方にもご覧いただきたい内容です。

解説と実演

参加費:無料
定員:各回10名
所要時間:約1時間

  • 11月10日(火)13:00~【ビジネス向け】

  • 11月12日(木)13:00~【ビジネス向け】

  • 11月14日(土)13:00~【一般向け】

色と木目を選ぶ、光線張りのトレイづくり

11月14日(土)には、「光線張りのトレイを作るワークショップ」を開催します。

光線張りのトレイを制作するワークショップ

光線張りとは、細長く切り分けたツキ板を中心から放射状に組み合わせ、光が広がるような模様を作る技法です。MORI KOUGEIの「RAYS」シリーズでは、一つの樹種の連続する木目から幾何学的な模様を生み出しています。

ワークショップでは、色や木目の異なるさまざまなツキ板から好きな木を選び、自由な組み合わせで光線張りの模様を製作していただきます。

色々な色のツキ板

当日は、長方形のトレイの底板となる光線張りの模様を製作します。ワークショップ終了後、森工芸で縁板を取り付け、塗装を施して完成させます。完成したトレイは後日お届けします。

自分で選んだ木が、暮らしの中で使える一つの道具になる。天然木の個性と、組み合わせる楽しさを体験してください。

昨年の参加者が制作した光線張りの作品
昨年のワークショップで、参加者の皆さまが制作した作品

光線張りのトレイを作るワークショップ

日時:11月14日(土)14:00~
所要時間:約1時間
参加費:15,000円(税込・材料費・国内送料込)
定員:8名

※海外への発送には、別途送料が必要です。


2階ギャラリーでMORI KOUGEIの製品を展示

MORI KOUGEI 2階ギャラリーの製品展示

開催日には、工場2階のギャラリーでMORI KOUGEIの製品をご覧いただけます。

光線張りや木象嵌、藍染、漆など、ツキ板の可能性を広げるために生まれた製品を展示します。オンラインでは伝わりにくい天然木の光沢や質感、繊細な木目を、実際に手に取ってご覧ください。

解説や案内が不要な方も、上記開催日の13:00から17:00までギャラリーをご覧いただけます。駐車場に限りがあるため、ご来場前にご連絡をお願いします。

徳島のものづくりを巡る5日間

「KITE MITE MII」は、MORI KOUGEIだけでなく、徳島のものづくりを巡って体感できるイベントです。

徳島では、ツキ板張り、指物、寄せ木、曲木、成形合板、椅子張りなど、木に関わる多様な技術が長い年月をかけて受け継がれてきました。

開催期間中は、徳島の木工メーカーをはじめ、今年から新たに参加するものづくり企業も、それぞれの工場や仕事場を開放します。展示や実演、ワークショップなどを通して、製品が生まれる場所や技術、作り手の考えに直接触れることができます。

同じ木工分野でも、扱う素材や得意とする技術、工場の設備や仕事の進め方はそれぞれ異なります。また、今年から参加する企業を巡ることで、木工だけにとどまらない徳島のものづくりの広がりも感じていただけます。

一つの製品を見るだけでは分からない、その背景にある素材、工程、道具、技術。複数の工場を巡ることで、徳島という産地の奥行きを、より深く体感していただけるはずです。

各工場の公開日時や企画内容は異なります。最新情報は、KITE MITE MII TOKUSHIMA公式サイトでご確認ください。

KITE MITE MII TOKUSHIMA 2026 開催概要

会期:

  • ビジネス向け:11月10日(火)~13日(金)

  • 一般向け:11月14日(土)

予定されている内容:

  • 各社のオープンファクトリー

  • 展示、実演、ワークショップ

  • トークイベント、レセプションなど

※各企画の開催日時や内容、申込方法は、参加企業や会場によって異なります。

MORI KOUGEI会場

有限会社森工芸
〒770-0866 徳島県徳島市末広3丁目5-34
TEL:088-653-7518

駐車場に限りがあります。事前連絡なしでのご来場はお控えいただき、できるだけお乗り合わせのうえお越しください。周辺道路への駐車はご遠慮ください。

参加申し込み

「解説と実演」と「光線張りのトレイを作るワークショップ」は、事前申し込み制です。

参加申し込みフォームはこちら

定員になり次第、受付を終了します。参加をご希望の方は、お早めにお申し込みください。

海外からの参加も歓迎しています。英語通訳を希望される方は、手配の都合上、9月30日までにお申し込みください。10月以降は通訳を手配できない場合があり、その際はスマートフォンの翻訳アプリを使用してご案内します。

素材に触れ、技術を見て、作り手と話す。

普段は見えないものづくりの現場で、ツキ板から広がる表現の可能性を、ぜひ体感してください。

皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

木象嵌の制作過程

余分なツキ板をカット

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