POKE's Accessories
一つひとつは小さいけれど
込めた想いは小さくない
Each piece is small,
but the thought we put into it is not small.
繊細な幾何学模様が軽やかな印象を与えるイヤリングやペンダント。
小さな砂糖菓子を思わせるウッドビーズで作るブレスレット。
このアクセサリーたちは、自然の「木」からできています。
でも、実は単純な小さな木材ではありません。
美しい木目の木を紙のようにスライスした「ツキ板」を独自に加工し
一つひとつ丁寧に生み出しています。
小さくて軽やかな木のアクセサリー。
込められた想いも、一緒に纏ってください。
POKEについて
POKEは、ツキ板を貼ることを専門とした化粧合板加工の会社『森工芸』の「研究所(ラボ)」として立ち上がったブランドです。「ツキ板を使ったものづくり」をテーマに製品開発を行っています。
木を紙のように薄くスライスした木材「ツキ板」は合板に貼って、化粧合板として使われることがほとんど。そんなツキ板素材の余った部分や端材から何か新しいものを生み出せないか…と考えたことがはじまりでした。薄いツキ板だからできることを考え、新しいかたちのアイテムを生み出す…そんなものづくりを心がけています。
About POKE’s Accessories
POKEのイヤリングやペンダント、ブレスレットのビーズは、家具などの表面材に使われる「ツキ板」を使った素材から作られています。
「ツキ板」とは、木目の美しい無垢の木を紙のように薄くスライスしたもの。
家具や建具の表面材として使われることから、品質の良い高級材が用いられています。
このツキ板を貼り合わせることで新たな独自の素材を生み出し、
天然の木の風合いを活かした小さなアクセサリーを誕生させました。
POKEのアクセサリーは、ナチュラルな木の素材感はそのままに、無垢の木ではなかなか表現できない薄さや軽さ、繊細さが特徴です。
薄さを活かしつつ、厚みや形、大きさのバランスを試行錯誤して生まれた幾何学模様のぺンダントやイヤリングはPOKEだからこそ生み出せるデザイン。
ブレスレットに使われるウッドビーズはツキ板を何層にも貼り合わせ、長時間研磨することで独特の風合いに仕上げています。
木という自然素材ながら、装いを選ばないファッションアイテムとして、またコーディネートのアクセントとして、さまざまなシーンにそっと寄り添うアクセサリーです。
What is the behind story about POKE’s Accessories?
家具や建具の表面を美しく仕上げるために使われるツキ板。
表面材を作るときは、仕上がり分のサイズよりも大きなものを使うため、どうしても枠外の余り部分がでてきます。
この裁ち落とされて処分されてしまうツキ板を何かに使えないか…と考えたときに出した一つの答えがPOKEの小さなアクセサリーでした。
端材となったツキ板は、従来そのまま処分されてしまうのが当たり前。
でも、余りの部分になってしまったツキ板は、サイズの関係でたまたま使われることなくカットされてしまったものです。
「この余ってしまった部分を捨ててしまうのはもったいない…」
「ツキ板という材料をなるべく余すことなく使えないだろうか…」
使われないまま処分される素材を、少しでも減らすこと
つまり
資源を有効活用すること
POKEのアクセサリーは一つひとつが小さなものですが、
決して小さくはない想いを込めています。
単純で愚直だけれど、サステナビリティを考えること。
小さなことでも、一歩一歩、ものづくりの現場で着実に踏み出していきます。
POKEのAccessoriesは、私たちの新たな一歩です。
About the material for POKE’s Accessories
0.2mmほどの薄いツキ板を、2.0mmになるよう重ね合わせて作った独自の素材。薄い木を貼り合わせることで強度を持たせています。このオリジナルの合板を一つひとつ小さくカットし、美しいパターンを描くようにレーザー加工を施し、繊細さが魅力のイヤリングとペンダントを生み出しました。一枚板では割れやすく、実現できなかった細工も、ツキ板を丁寧に重ねて素材を作ることで実現しています。
ブレスレットは、小さな砂糖菓子を思わせる直径1cm弱ほどのオリジナルのウッドビーズで作ります。いろいろな色・樹種の0.5~1.5mmのツキ板を貼り合わせ、カラフルに組み合わせてレイヤーにしたオリジナルの素材のほか、寄木、徳島の蓼藍で藍染を施した天然木でさまざまな形のビーズを製作しています。サンダーで長時間転がしながら削ることで、丸や三角、四角など、小さな石ころのような形に仕上がっています。一つとして同じ形のものはありません。