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木材辞典

木の面に、小さな目のような模様が点々と現れるバーズアイメープル。「鳥眼杢」とも呼ばれ、線の流れを見せる一般的な木目とは違う楽しさがあります。点の数だけでなく、大きさや間隔、その周囲の木目まで眺めたい素材です。Balほか(2020):メープルの杢に関する研究

バーズアイメープル A4シートの掲載例(杢目)
バーズアイメープル A4シートの掲載例(杢目)

掲載写真は、その樹種・杢の色味や木目を知るための一例です。天然木は一枚ごとに表情が異なり、写真と同じ色味・木目のものが届くわけではありません。

名前の基本情報

販売名・英語名
バーズアイメープル/Birdseye maple森工芸 バーズアイメープル A4ツキ板シート / Balほか(2020):メープルの杢に関する研究
名前の意味
鳥の目を思わせる小さな渦状の鳥眼杢を持つメープルBalほか(2020):メープルの杢に関する研究
代表的な樹種
シュガーメープル Acer saccharum。杢の呼称であり、販売材の個別同定ではないUSDA Wood Handbook:Hard Maple・Soft Maple(1–7頁) / Balほか(2020):メープルの杢に関する研究
科と属
ムクロジ科カエデ属 AcerKew POWO:Acer saccharum

点の模様は、小さな木理の変化

鳥眼杢は、局所的に木理が渦を巻き、その断面が小さな鳥の目のように見える模様です。点を描き加えたものでも、均等な間隔に加工したものでもありません。目の大きさや分布には差があり、まばらな部分と密な部分が同じ面に現れることもあります。Balほか(2020):メープルの杢に関する研究

バーズアイは樹種名ではなく杢の名前です。シュガーメープルなどをまとめるハードメープルにも現れます。「ハードメープル」と「バーズアイメープル」は互いに排他的な名前ではなく、材の区分と模様の呼び名を別々に表しています。USDA Wood Handbook:Hard Maple・Soft Maple(1–7頁)

美しい杢は、研究の題材でもある

ミシガン工科大学の研究者による2020年の論文では、鳥眼杢のあるシュガーメープルを、模様の強さを分けて調べています。装飾材として親しまれる杢も、木の構造や性質を知る研究対象です。杢が生まれる原因には解明されていない点があり、一つの原因で説明しきることはできません。Balほか(2020):メープルの杢に関する研究

模様の豊かさは魅力ですが、「何本に一本」という一定の出現率や、特定の伝説を知らなくても楽しめます。小さな点が木目の中にどのように散らばるかを見ると、同じ呼び名でも異なる一枚ごとの表情が見えてきます。

大きな一面にも、小さなアクセントにも

ハードメープルの特徴ある杢は、家具や装飾品に使われてきました。A4のツキ板なら、小箱のふたなどに面として見せたり、木象嵌の一部に切り分けたりする使い方が考えられます。細い帯にする場合は、切り出す位置によって目の入り方が変わることも、配置を考える楽しみになります。USDA Wood Handbook:Hard Maple・Soft Maple(1–7頁) / 森工芸 バーズアイメープル A4ツキ板シート

カーリーが波の連なりを見せるのに対し、バーズアイでは点とその周囲の流れが主役になります。どちらが上等かという比較より、作品の形や他の材との組み合わせに合う表情を探すと、素材を選びやすくなります。Balほか(2020):メープルの杢に関する研究

森工芸のバーズアイメープル

A4シートは210×297mm、厚み約0.25mm。天然木ツキ板を工業用和紙で裏打ちした、杢目の表面材です。無垢板とは異なるため、接着する下地の状態や仕上げも作品の見え方に関わります。まず小片で試し、貼り方や用途の詳細は商品ページをご確認ください。森工芸 バーズアイメープル A4ツキ板シート

掲載写真と同じ数や配置の鳥眼杢が届くものではありません。手元の一枚を眺め、模様が生きる部分を作品の見せ場へ配置する。そんな使い方が、天然の杢に向いています。森工芸 バーズアイメープル A4ツキ板シート

バーズアイメープルのA4商品を見る ↗

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国内外の公開資料を参照し、調査・構成にAIを活用しています

参考資料
  1. USDA Wood Handbook:Hard Maple・Soft Maple(1–7頁)
  2. Kew POWO:Acer saccharum
  3. Balほか(2020):メープルの杢に関する研究
  4. 森工芸 バーズアイメープル A4ツキ板シート