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木材辞典

黒い木を探すとき、「エボニー」という名前だけを見ると天然のコクタンを思い浮かべるかもしれません。森工芸の人工杢エボニーは、名前のとおり人工杢の販売区分です。天然のコクタンとは分けて、色と線を生かす化粧用素材として知っておきたい一枚です。

人工杢エボニー A4シートの掲載例
人工杢エボニー A4シートの掲載例

掲載写真は、素材の色味や表面の表情を知るための一例です。写真と同じ色味・模様のものが届くわけではありません。

名前の基本情報

販売名・英語表記
人工杢エボニー/Engineered ebony-pattern veneer森工芸:人工杢エボニー A4商品
素材の区分
人工杢。天然コクタンの植物名を示す商品ではありません。森工芸:人工杢エボニー A4商品
学名・原料樹種
原料の樹種は未確認。エボニーの名からDiospyros属とは同定しません。森工芸:人工杢エボニー A4商品
商品ページの案内
黒色系、柾目の区分。A4・和紙裏打ち・厚み約0.25mm。森工芸:人工杢エボニー A4商品

「人工杢」は、樹種名ではない

天然の木が育つ中で生じた杢と、加工によって構成する人工杢は、成り立ちが違います。人工杢という言葉は植物の種類を示すものではなく、木目のつくり方に関わる呼び名です。エボニーという色柄の名前が付いていても、原料が天然コクタンと同じとは限りません。比較するときは、黒さだけでなく、この素材の区分をまず確認しましょう。森工芸:人工杢エボニー A4商品 / ALPI:再構成木材の製造工程

木を組み直して、表情をつくる技術

人工杢に関連する再構成木材の技術として、メーカーALPIは、薄くした木を染め、積み重ねて接着・圧縮し、新しい塊から再び薄板を取る方法を紹介しています。木を印刷柄に置き換えるのではなく、木そのものの組み合わせで意匠をつくる考え方です。これは一般的な技術の紹介であり、当店の商品を同社製とする説明ではありません。ALPI:再構成木材の製造工程

黒い面と、線の方向をデザインする

当店では黒色系・柾目の区分として案内しています。濃い色の面をつくる、小箱の縁を引き締める、淡色材の隣に細い帯を入れるなど、明暗の差を生かす使い方が考えられます。人工杢は天然杢と選ぶ視点が異なりますが、掲載写真と色や線が完全に一致することを前提にはしないでください。画面や光でも見え方は変わります。森工芸:人工杢エボニー A4商品

コクタンとは別ページで選ぶ

天然コクタンの由来やその木固有の性質を知りたい場合は、コクタンの記事を参照してください。人工杢エボニーでは、原木の希少性や密度よりも、必要な面積、黒色の使い方、模様を向ける方向が選択の手がかりになります。同じ作品の中で、どこを主役にし、どこを引き立て役にするかを考えてみましょう。森工芸:人工杢エボニー A4商品

A4シートの仕様を確認する

A4商品は210×297mm、和紙裏打ちの厚み約0.25mmのシートです。家具の木口や小物の表面、木象嵌など、下地の上で使う化粧材です。貼り付けや仕上げには下地と接着剤の選択が関わります。大きな板材や黒い樹脂シートとは別の構成なので、購入前に商品ページの仕様と使い方を確認してください。森工芸:人工杢エボニー A4商品

人工杢エボニーのA4商品を見る ↗

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国内外の公開資料を参照し、調査・構成にAIを活用しています

参考資料
  1. 森工芸:人工杢エボニー A4商品
  2. ALPI:再構成木材の製造工程