ホワイトバーチとは カバ材の細かな肌目と、名前の読み方
木材辞典
淡い木肌と、細かな肌目を楽しむホワイトバーチ。森工芸では杢目のA4ツキ板として案内しています。バーチはカバノキの仲間を表す言葉ですが、似た名前の木をすべて同じものと考えないことが、素材を知る手がかりになります。USDA Wood Handbook:Birch(1–4〜1–5頁) / 森工芸 ホワイトバーチ A4ツキ板シート



掲載写真は、その樹種・杢の色味や木目を知るための一例です。天然木は一枚ごとに表情が異なり、写真と同じ色味・木目のものが届くわけではありません。
名前の基本情報
- 販売名
- ホワイトバーチ/White birch森工芸 ホワイトバーチ A4ツキ板シート
- 一般的な分類
- カバノキ科カバノキ属 BetulaUSDA Wood Handbook:Birch(1–4〜1–5頁) / AHEC:American yellow birch
- 販売材の学名
- 種は未特定。イエローバーチとペーパーバーチを同一種として扱わないUSDA Wood Handbook:Birch(1–4〜1–5頁) / AHEC:American yellow birch / USDA Silvics:Paper Birch
- 商品で案内する木目
- 杢目森工芸 ホワイトバーチ A4ツキ板シート
似た名前でも、違うバーチ
北米の資料では、ペーパーバーチBetula papyriferaにホワイトバーチという別名があります。一方、木材としてよく使われるイエローバーチはBetula alleghaniensisで、別の種です。販売名だけから、どちらか一方の特徴をすべて当てはめることはできません。ここではカバ材の見どころと、代表的な利用を紹介します。USDA Wood Handbook:Birch(1–4〜1–5頁) / AHEC:American yellow birch / USDA Silvics:Paper Birch
「白い木」だけではない色の幅
北米の主要なカバ材は、一般に肌目が細かく均質です。イエローバーチでは、白っぽい辺材と淡い赤褐色の心材が見られます。淡い材にも幹の部位による色差があるため、「ホワイト」は面全体の白さを一律に約束する言葉ではありません。色の移り変わりも、木の表情の一つです。USDA Wood Handbook:Birch(1–4〜1–5頁) / AHEC:American yellow birch
森工芸の商品は、杢目を楽しむ区分です。肌目が細かいという木材の性質と、面に杢が現れることは両立します。細かな地肌を背景にどのような模様が見えるか、作品の大きさに合わせて見ると、単に薄い色の材というだけではない選び方ができます。USDA Wood Handbook:Birch(1–4〜1–5頁) / 森工芸 ホワイトバーチ A4ツキ板シート
家具から、小さな日用品まで
米国農務省の資料では、イエローバーチやスイートバーチは家具、扉、キャビネットなどに使われ、単板も重要な用途です。一方、より軽く軟らかいペーパーバーチには、爪楊枝、アイスクリームの棒、玩具、挽物などの用途が挙げられます。同じカバの仲間でも、性質に応じて使い分けられてきました。USDA Wood Handbook:Birch(1–4〜1–5頁)
ペーパーバーチは、北米の寒冷な地域に広く分布し、白い樹皮でも知られる木です。樹皮の白さと、板の表面の色や杢は別の特徴。木の姿を想像する楽しさと、材料として一枚の面を見る楽しさを、分けて味わってみてください。USDA Silvics:Paper Birch
A4の中で、模様の使いどころを探す
シートは210×297mm、厚み約0.25mm。天然木ツキ板に工業用和紙を貼り合わせており、木口面の化粧、木質平面の補修、木象嵌などに使えます。小箱のふたに一面を使うか、小片に切り分けるか、型を置いて配置を考えるのもおすすめです。森工芸 ホワイトバーチ A4ツキ板シート
淡い材では下地の柄が透ける場合があります。貼る面を平らにし、小片で接着や仕上げを確認してください。補修先の家具と完全に同じ白さや杢になるとは限りません。一枚ごとの色と模様の違いを生かして取り入れましょう。森工芸 ホワイトバーチ A4ツキ板シート
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