ゴム集成とは|ゴムを採る木から、木の表情を生かす素材へ
木材辞典
「ゴム集成」と聞くと、柔らかいゴムのシートを想像するかもしれません。ここでいうゴムは、天然ゴムを採る木に由来する呼び名です。木材としてのラバーウッドと、部材を組み合わせる集成という考え方が重なった、化粧用素材の販売名です。

掲載写真は、素材の色味や表面の表情を知るための一例です。写真と同じ色味・模様のものが届くわけではありません。
名前の基本情報
- 販売名・英語表記
- ゴム集成/Rubberwood laminated veneer森工芸:ゴム集成 A4商品
- 原料木の一般名
- ラバーウッド(パラゴムノキ材)FAO:The rubber tree
- 一般的な学名・科
- Hevea brasiliensis/トウダイグサ科。個別材の植物同定とは分けた一般情報です。FAO:The rubber tree / ITTO:Rubberwood
- 商品形態
- A4の和紙裏打ちツキ板シート。厚い集成板やゴム製シートではありません。森工芸:ゴム集成 A4商品
樹液のゴムと、幹の木材
パラゴムノキは、天然ゴムの原料となるラテックスを採るために栽培される木です。その幹を木材として利用したものがラバーウッドと呼ばれます。弾性のあるゴム製品と、幹から取れる木材は別の素材。同じ木から、異なる役割を持つ材料が得られる点が、この木の興味深いところです。FAO:The rubber tree
木材にも、次の役割がある
FAOの資料では、ラテックス生産が低下して植え替える木を木材に利用する流れが紹介されています。乾燥や保存などの技術が発達し、家具や内装部材に使われる材となってきました。ゴムを採るための農園と、木工に使う材料がつながる話です。ただし、この一般的な利用の歴史だけで、当店のシートの原産国や農園、認証を特定することはできません。FAO:The rubber tree
「集成」の表情をどう使うか
集成という名前には、複数の部材を組み合わせる考え方が含まれます。一枚の大きな板の木目を連続して見せる材とは、表情の捉え方が違います。当店の商品は「ゴム集成」の販売名で案内する薄いシートです。部材の配置や接ぎ方を自由に指定できる商品という意味ではありません。掲載例は、材料全体の印象を知る参考としてご覧ください。森工芸:ゴム集成 A4商品
小箱の一面や家具の木口、木象嵌の一部分など、使う範囲を変えると同じ素材でも見え方が変わります。写真と同じ模様を合わせる前提ではなく、届いたシートの中でどの部分を見せるかを考えるのが自然です。周囲に合わせる材との色差や、線の方向を先に考えておくと、仕上げのイメージをまとめやすくなります。森工芸:ゴム集成 A4商品
A4の薄いシートとして選ぶ
森工芸では210×297mm、厚み約0.25mmの和紙裏打ちシートとして販売しています。下地のある表面に木の質感を添える材料で、家具の骨組みや厚い天板をつくる集成材とは役割が違います。割れや反りの少なさを無条件に期待するのではなく、下地、接着剤、仕上げを一組で考えてください。具体的な貼り方と仕様は商品ページで確認できます。森工芸:ゴム集成 A4商品
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